ソーダガラスは、ソーダ石灰ガラスとも言われ、いわゆる一般的なガラスはこれに当たります。おそらく世界で最も生産・流通しているガラスです。

ソーダガラスの特徴

比較的安価かつ加工が施しやすい

比較的安価かつ加工が施しやすいので様々な用途に使用されます。ただし、熱膨張が大きいので急激な温度変化にはあまり強くありません。また、化学的には酸に比較的強くアルカリには弱いです。

大型サイズにも対応

1メートルを大幅に超えるサイズにも対応しております。板厚によって対応できるサイズにも変化がありますので、詳細はお問い合わせください。

強化処理することが可能

風冷強化を施すことで圧力に対しての強度を高めることが可能です。それにより、熱と圧力が同時にかかる箇所への使用が可能になります。

常用使用温度(℃)最高使用温度(℃)備考
ソーダガラス100380
ソーダガラス強化品8080第一種・第二種圧力容器適合品(80℃以下)
※各種試験が必要

機械特性

屈折率 約1.52
反射率(垂直入射) 片面で約4%
比重 約2.5
硬さ 約6度(10段階約) 6.5度(15段階)
ヤング率 7.16×104 MPa{730,000kgf/cm2}
ポアソン比 0.23
平均破壊応力 約49MPa{約500kgf/cm2}
耐候性 変化なし

熱特性

比熱 837J/kg・K{0.2cal/g℃}(0〜50℃)
軟化温度 720〜730℃
熱伝導率 1W/m・K{0.86kcal/mh℃}
線膨張率 8.5〜9.0×10−6/℃(常温〜350℃)=1/K

ソーダガラスの用途

工業用途

圧力容器等の覗き窓(強化処理が必要)、各種装置の可視化など

産業用途

水道メーター覗き窓、自動車用ガラス、照明用カバーガラスなど

その他

一般建築用、店舗・住居用、棚板、テーブルトップ、ショーケース、瓶、食器類 鏡の素材など

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